ビトちゃんSNSで「草コインが100倍」って見たよ!
草ってなに!?



時価総額が小さくて、数がすごく多いコインのことだよ。





草コインって、お庭に雑草みたいに生えるの?



生えないよ(笑)。雑草みたいに無数にあるって意味。



じゃあミームコインとは別ものなの?
同じに見えるよ。



重なる部分もあるけど、生まれ方と規模が違うんだ。



一発逆転できるのか知りたい!
でも騙されるのは怖い…



その期待も怖さも、順番に整理していけば大丈夫だよ。
草コインは時価総額が小さく値動きの荒い少額銘柄の総称で、ミームコインはネットのジョークやキャラクターから生まれた銘柄です。多くのミームコインは草コインでもありますが、ドージコインのように時価総額上位に定着して草コインとは呼びにくいものもあります。
この記事では語源と比較表、値動きが荒くなる理由、将来性の考え方、ラグプルなどのリスクと怪しい銘柄の見分け方、国内外どこで買えるのか、そして税金の基本までを順番に整理していきます。
先に正直に書いておくと、草コインもミームコインも資産形成の柱にはなりません。なくなっても生活が揺らがない余剰資金で扱うハイリスク枠です。そのうえで、判断材料をひとつずつ渡していきます。
👉この記事で分かること
- 草コインとミームコインの意味・語源と、どこが違うのか(比較表つき)
- アルトコイン>草コイン/ミームコインという位置づけの整理
- 値動きが激しい理由と、将来性を判断するときの見方
- ラグプルなど主なリスクと、怪しい銘柄を避けるチェックポイント
- 国内・海外どこで買えるのか、始め方と税金の基本
草コイン・ミームコインとは?言葉の意味と語源



そもそも「草」ってどこから来た言葉なの?



ネットスラング由来。雑草みたいに無数にあるって意味だよ



ミームの方の意味もよくわからないよ…



ネットで流行るネタのこと。冗談から生まれた通貨なんだ。
草コインとは?「草」と呼ばれる理由
草コインとは、時価総額が小さく、知名度もほとんどない仮想通貨の総称です。ここでいう時価総額とは「価格×発行枚数」で計算される、そのコイン全体の規模を表す数字のこと。1枚0.01円のコインでも1兆枚発行されていれば時価総額は100億円になる、という具合に、価格の安さだけでは規模はわかりません。
「草」という呼び方の語源は日本のネットスラングです。雑草のようにあちこちから無数に生えてくる、つまり数だけは山ほどあって一本一本の価値が定まっていない、というニュアンスから広まりました。英語圏の「shitcoin」に近い立ち位置ですが、日本語の「草」のほうがまだ少し愛嬌のある響きです。
ポイント
草コインには明確な定義も公式な基準値も存在しません。話す人によって線引きが違う、かなり曖昧な言葉です。
- 「時価総額ランキング100位以下」を草コインと呼ぶ人
- 「国内取引所に上場していない銘柄」をまとめて草コインと呼ぶ人
- 「自分が名前を聞いたことがない銘柄」くらいの感覚で使う人
そのため「これは草コインですか?」という質問には、誰も正解を出せません。仮想通貨の情報サイトCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)などに掲載されている銘柄数は数万規模にのぼるとされ、その大半は名前も知られないまま埋もれています。数のうえでは、仮想通貨のほとんどが草コイン側だと考えたほうが実態に近いでしょう。
ミームコインとは?ジョークから生まれた通貨
先にミームという言葉を整理します。ミーム(meme)とは、ネット上で真似されながら広まっていくネタ画像やスラング、お決まりの言い回しのこと。SNSで何度も見かけるあの犬の画像、あの構文、あれが全部ミームです。
ミームコインは、そうしたネタやキャラクターを題材に作られた仮想通貨を指します。最大の特徴は価値の源泉で、「送金を速くする」「手数料を安くする」といった技術的な課題解決ではなく、コミュニティの盛り上がりと話題性そのものが値段を動かす点にあります。面白いから買われ、みんなが買うからさらに話題になる、という構造です。
原点は2013年、ビットコインをからかう冗談として作られたドージコイン(DOGE)でした。ジョークのはずが本当に取引され始め、その後は柴犬コイン(SHIB)やPEPEといった後続が次々と登場します。個別の実例は次の章でくわしく見ていきます。
ビト「ミームって流行りのネタのことだよね?じゃあ流行りが終わったら…」
ロボ「そう、その心配は正しいよ。話題が価値なら、話題が消えたときが怖いんだ」
アルトコイン・主要銘柄との位置づけ
ここで階層を整理しておきます。まずアルトコインとは「ビットコイン以外の仮想通貨すべて」を指す言葉です。オルタナティブ(代替)コインの略で、ビットコイン以外は全部この箱に入ります。
そのアルトコインという大きな箱の中に、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)のような時価総額上位の主要銘柄があり、その下に規模の小さい草コインが大量にぶら下がっている。「アルトコイン > 主要銘柄/草コイン」という入れ子のイメージで捉えると混乱しません。
ややこしいのはミームコインの位置です。草コインは「規模」による分類、ミームコインは「テーマ」による分類で、そもそも物差しが違います。だから時価総額の大きなミームコインもあれば、誰も知らない小さなミームコインもある。図で言えば、草コインの円とミームコインの円が部分的に重なっているベン図の形になります。
| 呼び方 | 何による分類か | 範囲 |
|---|---|---|
| アルトコイン | ビットコインかどうか | ビットコイン以外のすべて |
| 草コイン | 規模(時価総額・知名度) | アルトコインのうち小規模なもの |
| ミームコイン | テーマ(ネタ・キャラクター) | 規模を問わずネタ由来のもの |
なお、こうした小規模銘柄やミームコインの多くは国内取引所では取り扱いがなく、MEXCのような銘柄数の多い海外取引所でしか見つからないケースがほとんどです。買える場所の話は後半の章でまとめて扱いますので、ここでは「名前の整理」だけ持ち帰ってもらえれば十分です。


草コインとミームコインの違いを比較表で整理



結局どっちがどっちなの?
頭がこんがらがってきたよ…



表に並べると一発だよ。分ける切り口が最初から違うんだ。





ドージコインも草コインでいいの?



時価総額が大きいから、今は草コインとは呼びにくいね。
5つの観点で比較|発祥・規模・実用性・値動き・代表銘柄
2つの言葉が混同されやすいのは、分類の切り口そのものが違うからです。草コインは「規模」で仕分けた呼び名、ミームコインは「テーマ」で仕分けた呼び名。物差しが別なので、本来は並べて比べるものではありません。
とはいえ実際の会話では並べて使われます。まずは6つの観点で整理してみましょう。
| 観点 | 草コイン | ミームコイン |
|---|---|---|
| 分類の切り口 | 時価総額の規模による分類 | 元ネタのテーマによる分類 |
| 発祥・生まれた背景 | 日本のネットスラング。無数に生えてくる雑草のイメージ | ネット上のネタ画像やキャラクターを題材に開発 |
| 時価総額の規模 | 小さい(ランキング下位・圏外が中心) | 小規模から大規模まで幅広い |
| 実用性・技術的な目的 | プロジェクトによりまちまち。真面目な開発計画を持つものもある | 実用性より話題性が中心 |
| 価格が動く主な要因 | 取引所への上場、開発の進捗、提携の発表 | SNSの盛り上がり、著名人の発言、コミュニティの熱量 |
| 代表的な銘柄 | 名前の知られていない無数の小型銘柄 | DOGE、SHIB、PEPEなど |
表だけを見ると別物に思えますが、共通点もはっきりあります。どちらも1日で2倍になることも半分になることもある、値動きの激しさ(ボラティリティ)を抱えている点です。
ポイント
「草コインだから危険、ミームコインだから安全」といった線引きはできません。どちらも価格変動の大きさは同じ土俵にあると考えてください。
重なる部分と重ならない部分(DOGEが草コインと呼ばれにくい理由)
2つの関係は、円が2つ部分的に重なっている図をイメージするとつかみやすくなります。完全に一致もしないし、完全に別々でもないという関係です。
まず重なる部分。ミームコインは日々新しいものが生まれていて、その大多数は時価総額が小さいままです。つまりミームコインの大半は、同時に草コインでもあります。「新しいカエルのコインが出た」といった銘柄は、両方の呼び名が当てはまります。
一方で重ならない部分が2つあります。ひとつは、ミームコインだけれど草コインとは呼びにくい領域。ドージコインのように時価総額ランキングの上位に長く定着した銘柄は、出自こそジョークでも規模はもう小さくありません。だから「草」の条件から外れてしまうわけです。
もうひとつは、草コインだけれどミームコインではない領域。送金の高速化やゲーム内通貨など、真面目な目的を掲げたプロジェクトでも、規模が小さければ草コインと呼ばれます。ネタ由来ではないので、ミームコインには当てはまりません。
ポイント
- 両方に当てはまる:規模の小さい新興ミームコイン
- ミームだけ:DOGEのように大型化した銘柄
- 草コインだけ:実用性を掲げた小規模プロジェクト
代表的なミームコインの実例と誕生の経緯
言葉の整理だけでは実感がわきにくいので、名前を聞く機会の多い3銘柄の成り立ちを見ていきます。いずれも推奨ではなく、あくまで代表例としての紹介です。
DOGE(ドージコイン)は2013年に登場しました。ビットコインのパロディとして、当時ネットで人気だった柴犬の画像を題材に作られたコインです。テスラ社CEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏がSNSで言及するたびに価格が大きく動き、急騰と急落を何度も繰り返してきました。
SHIB(シバイヌ)は2020年に、ドージコインへのオマージュとして登場しました。特定の企業が主導したわけではなく、コミュニティの熱量によって知名度を広げていったのが特徴です。運営の顔が見えにくい構造は、良くも悪くもミームコインらしさを象徴しています。
PEPEは2023年に、カエルのネットミームを題材にして登場した比較的新しい銘柄です。短期間で大きく上昇した局面があった一方、高値からの下落幅も大きく、値動きの荒さがそのまま数字に表れています。
注意点
ここで必ず知っておいてほしいのが生存者バイアスです。話題になるのは、たまたま生き残った一部の銘柄だけ。実際には上場後に価格が99%以上下落し、取引すらほとんど行われなくなった無名銘柄が圧倒的多数を占めます。成功例だけを見て「自分も」と考えるのは危険です。
なお、これら3銘柄のような知名度のある通貨でも、国内取引所では取り扱いが限られます。国内ならCoincheckやbitbank、より多くの銘柄を見たい場合はMEXCのような海外取引所が選択肢になりますが、購入場所については後の見出しで詳しく整理します。


なぜ値動きが激しい?将来性はどう考えればいい?



なんで1日で2倍とか半分とかになるの?



板が薄いんだ。少しの売買で価格が大きく飛んじゃうんだよ。





じゃあ将来性は期待していいのかな?



話題性は強みだけど、実用性の薄さも一緒に見ておこうね。
1日で2倍にも半分にもなる4つの理由
値動きの荒さには、はっきりした理由が4つあります。どれも「規模が小さいこと」から生まれる現象で、銘柄の善し悪しとは別の話です。
| 理由 | 何が起きているか |
|---|---|
| ①時価総額が小さい | 少額の売買でも価格全体が大きく動く |
| ②板が薄い | 売りたいときに買い注文が並んでおらず、急落しやすい |
| ③需要が一気に集中する | SNSや著名人の発言で買いが一点に殺到する |
| ④熱量が冷めやすい | 話題が去ると、上がったときと同じ速さで萎む |
①はイメージがつかみやすいと思います。小さな池に石を投げると波が端まで届きますが、湖なら同じ石でも波紋が広がって消えるだけ。時価総額が数億円の銘柄に数千万円の買いが入れば価格は跳ねますが、同じ金額をビットコインにぶつけてもグラフはほとんど動きません。
②の板が薄いとは、取引所の注文一覧(板)に並んでいる注文の数が少ない状態のこと。階段だと思ってください。段差が細かく並んでいれば一段ずつ降りられますが、段が数えるほどしかないと一気に下まで落ちます。売りたいときに買い手がいないのが、草コインでいちばん怖い瞬間です。
③と④はセットで働きます。SNSで話題になった瞬間、買いたい人が同時に集まって価格が跳ね上がる。けれど、その熱は技術や収益に支えられているわけではありません。話題が次のネタに移れば、上がったときと同じ角度でグラフは下を向きます。
ポイント
上がる速さと下がる速さは対称です。「1日で2倍になった実績がある」は、そのまま「1日で半分になり得る」という意味だと読み替えてください。
期待できる根拠と、期待しすぎてはいけない根拠
将来性の話は、良い面だけ並べても悪い面だけ並べても判断材料になりません。両方を同じ重さで見てから、自分で天秤にかけてください。
期待できる側の根拠
- コミュニティの規模と継続性:買い支える人が多く、何年も活動が続いている銘柄は、話題が一巡しても価格が残りやすい傾向があります
- 新規参加者の流入:話題性そのものが入口になり、他の仮想通貨より人を集めやすい面があります
- 大手取引所への上場:買える場所が増えると流動性(売買のしやすさ)が高まり、板の薄さがいくらか和らぎます
- 実利用の広がり:決済への対応やNFTなど、ネタ以外の使い道を作ろうとするプロジェクトも出てきています
期待しすぎてはいけない側の根拠
- 価格を支える収益源がない:実用性が薄い銘柄は、株でいう業績にあたるものを持ちません。買う人が減れば、下値を支えるものがなくなります
- 発行上限がない設計:枚数が増え続ける仕組みの銘柄もあり、需要が同じなら1枚あたりの価値は薄まります
- 開発が止まるリスク:公式SNSの更新が数か月途絶え、そのまま放置されるプロジェクトは珍しくありません
結局のところ、将来性は銘柄ごとに個別に見るしかありません。「草コインは有望」も「ミームコインは無価値」も、カテゴリ全体をひとくくりにした時点で判断としては雑になります。上の材料を1銘柄ずつ当てはめて、投資するかどうかは最後はご自身で決めてください。
今から買っても遅い?タイミングより先に決めるべきこと
「今から買っても遅いですか」という質問には、誰も答えを持っていません。値動きの理由がSNSの熱量である以上、次に何が話題になるかを事前に当てる作業になるからです。プロでも外します。
当たらないものを当てにいくより、先に決めておけることが3つあります。買う前に決めるから意味があるので、順番を逆にしないでください。
- 投資額の上限:失っても生活と気持ちが揺らがない余剰資金の範囲で。生活費や生活防衛資金には手をつけない、が原則です
- 利益確定と損切りのライン:「2倍で半分売る」「半値で撤退」など、数字を先に紙やメモに書いておきます
- 分散:1銘柄に全額を寄せない。仮想通貨全体の中でも、草コインは一部にとどめる考え方が無難です
金額の目安は収入も家族構成も違うので、ここで断定はできません。ただ、値動きの荒さを踏まえると、なくなっても翌日いつも通り出社できる額かどうかが、ひとつの自問になります。
それと、初心者の方にひとつだけ順番の提案です。いきなり草コインから入るより、まずはビットコインやイーサリアムを数千円分だけ買って、注文の出し方や価格が動く感覚に慣れることをおすすめします。国内ならCoincheckやbitbankが少額から始めやすく、板取引まで試したい場合は公式サイトを見てみてください。草コインの銘柄数を求めて海外のMEXCに進むのは、その流れを一通り体験したあとで十分間に合います。




リスクと、怪しい銘柄を避けるチェックポイント



ラグプルって聞いたけど、怖そうな響きだね…



開発者が資金を持ち逃げすること。何度も起きてる。





初心者でも見分ける方法ってあるの?



完璧は無理だけど、危険度を下げる目安ならあるよ。
知っておきたい4つのリスク
草コイン・ミームコインで実際にお金を失う経路は、値下がりだけではありません。「そもそも売れなくなる」タイプの損失が存在するのが、この領域の怖いところです。
代表的な4つを、何が起きて、結果お金がどうなるのかまでセットで押さえておきましょう。
| リスク | 何が起きるか | お金はどうなるか |
|---|---|---|
| ラグプル (持ち逃げ・出口詐欺) | 開発者が集めた資金を持って姿を消し、価格が一気に崩れる | 買値の数%まで下落し、実質的に戻らない |
| ハニーポット (売れない罠) | 買う操作はできるのに、売る操作だけが通らないよう仕組まれている | 残高は表示されるが、1円も引き出せない |
| 上場廃止 | 取引所がその銘柄の取扱いをやめる | 換金する場所を失い、価格がついても売れない |
| 流動性の枯渇 | 買い注文が板からいなくなる | 売れるのは想定よりずっと安い価格だけになる |
ラグプルは英語の「rug pull(敷物を引き抜く)」から来た言葉です。立っている足元の絨毯を突然引っ張られる、つまり開発者が資金を持ち逃げして価格が暴落する詐欺を指します。日本語では持ち逃げ、出口詐欺とも呼ばれます。
ハニーポットは「蜜の壺」の意味で、買えるのに売れないように設計されたプログラムのこと。値上がりしていく画面を眺めながら売却ボタンだけがエラーになる、という状態に陥ります。
ポイント
後半2つ(上場廃止・流動性の枯渇)は詐欺ではなく、正常な市場でも普通に起きる現象です。悪意がなくても換金できなくなることがある、と理解しておいてください。
怪しい銘柄を見分けるチェックリスト
完璧な見抜き方は存在しません。ただ、明らかに危険な銘柄を入口ではじく足切りはできます。買う前に次の6点を確認してみてください。
- 運営が完全匿名で、実績が一切たどれない:過去の開発履歴も所属も確認できない場合、逃げても追跡する手がかりが残りません
- 上位ウォレットに保有量が極端に偏っている:一部のアドレスが大半を握っていると、その人たちが売った瞬間に価格が崩れます
- ロードマップが抽象的な言葉だけ:「世界を変える」「革命を起こす」ばかりで、いつ何を出すのかが書かれていない計画は要注意です
- SNSのフォロワー数に対して反応が不自然に薄い:10万人いるのに投稿への反応が数件なら、数字を買っている可能性を疑えます
- 実績のある取引所が取り扱っていない:審査を通っている銘柄かどうかは、ひとつの目安になります
- 「元本保証」「必ず上がる」と断定している:価格を保証できる仮想通貨は存在しません。断定表現そのものが危険信号です
ただし、この6つを全部クリアしても安全が保証されるわけではありません。あくまで危険度を下げるための足切り基準で、通過した銘柄が値下がりすることも普通にあります。
もうひとつ。DMやSNSで個別に勧誘してくる話には乗らないでください。「あなただけに教える」と近づいてくる時点で、まともな投資情報ではありません。
取り扱い銘柄の幅で選ぶなら、海外取引所のMEXCのように上場数の多い場所もありますが、まずは金融庁登録済みのCoincheckやbitbankで仮想通貨の売買そのものに慣れてから、というのが現実的な順番です。
資金管理|いくらまでなら試していいか
この領域で最後に効いてくるのは、銘柄選びより金額の決め方です。判断を誤っても再起できる金額に収まっていれば、負けは経験で済みます。
絶対に手をつけないお金
- 生活費:家賃・食費など毎月出ていくお金
- 生活防衛資金:病気や失業に備えて置いておくお金
- 使う予定が決まっているお金:学費、引っ越し費用、결婚資金など
そのうえで、仮想通貨に回すと決めた金額の中でも、草コイン・ミームコインはなくなっても納得できる範囲の一部にとどめます。仮想通貨枠のすべてを注ぎ込む対象ではありません。
そして、買う前に自分でルールを決めておくことをおすすめします。
- 上限額を先に紙かメモに書く:買ってから考えると、必ず上振れします
- 1銘柄に集中させない:複数に分けておけば、1つが消えても全滅は避けられます
- ナンピンは上限額の内側でしか行わない:ナンピンとは、下がったときに買い増して平均取得単価を下げる手法のこと。これで予定額を超えるのが、いちばんよくある失敗です
いくらが正解かは、収入も家族構成も人それぞれなので誰にも決められません。「この金額が明日ゼロになったと聞いても、笑って報告できるか」を基準に、自分の線を引いてみてください。


どこで買える?国内取引所と海外取引所の違い



日本の取引所でも草コインは買えるの?



大半は買えないよ。国内は審査を通った銘柄だけなんだ。



じゃあどうやって買うの?税金も気になる…



国内で口座→海外へ送金の順だよ。税金もあとで説明するね。
国内取引所では大半の草コインが買えない理由
結論から言うと、国内取引所で草コインを買うのは構造的にほぼ不可能です。「探し方が悪いのかな」と思う必要はありません。仕組みとして最初から並んでいないだけです。
日本で仮想通貨を取り扱う事業者は、金融庁への暗号資産(仮想通貨)交換業者としての登録が必要です。さらに取り扱う銘柄も、業界団体である日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の審査を通ったものに限られます。この審査済みリストが、よくホワイトリストと呼ばれるものです。
結果として、国内で買える銘柄は数十種類程度にとどまります。数万規模の銘柄が存在する世界のうち、ほんの一握りだけが日本の店頭に並んでいる状態です。
ポイント
ミームコインでも、ドージコイン(DOGE)のように国内取引所で取り扱われている銘柄はあります。ミームコイン=国内で買えない、ではありません。線引きはテーマではなく、審査を通っているかどうかです。
誤解しないでほしいのは、この仕組みは投資家保護のためにあるという点です。ただし「国内で買えない=すべて詐欺」でもありません。単に審査を通っていない、あるいは申請すらされていないだけの銘柄も大量にあります。「審査という関門を通過していない」という事実だけは、事前に頭に入れておいてください。
海外取引所という選択肢と、正直に言っておきたい注意点
国内で扱いのない銘柄を買う場合、選択肢は海外取引所になります。取扱銘柄が数千規模にのぼり、新しい銘柄の上場も国内より早いのが最大の魅力です。ただしメリットの前に、正直なところを先に置きます。
デメリット・注意点
- 日本の金融庁登録がない:国内事業者と同じルールの下で運営されているわけではありません
- 日本語サポートが限定的な場合がある:トラブル時のやり取りが英語になることもあります
- 国内の枠組みでの保護を期待しにくい:万一のとき、日本の制度に頼れるとは限りません
- 税務の計算を自分で管理する必要がある:国内取引所のような年間取引報告書が用意されないこともあります
海外取引所の中では、豊富な銘柄数と新規プロジェクトの販売枠(ローンチパッド)を持つMEXCのようなサービスが選択肢に挙がります。詳しい特徴は次の章で整理します。
もうひとつ、初心者には正直におすすめしにくい買い方があります。DEX(分散型取引所)――運営会社を介さず、利用者同士がプログラム上で直接交換する取引所です。ここは自分のウォレットを直接つなぐ必要があり、同じ名前・同じロゴの偽トークンを見分ける目も求められます。新規上場直後の購入も同様で、慣れないうちは難易度が高い場所だと考えてください。
始め方3ステップと、送金でつまずかないコツ
実際の行動順は、まず国内で日本円の器を作り、必要になったら海外へ移すという流れになります。
- 国内取引所で口座開設:本人確認書類とスマホで完結します。審査に数日かかる場合もあるので、早めに済ませておくと安心です
- 日本円を入金し、送金用の銘柄を現物購入:ビットコイン(BTC)や、米ドルと価値が連動するよう設計されたステーブルコインのUSDTなどが送金に使われます
- 海外取引所へ送金し、目的の銘柄を買う:送った銘柄をそのまま、または一度別の通貨に替えてから購入します
国内側の口座はCoincheckやbitbankなどが候補になります。口座開設の具体的な手順は国内取引所の口座開設ガイドで画面つきに解説しています。
送金でつまずかない3つのコツ
- ネットワーク(チェーン)の選択を必ず合わせる:送金経路の選び間違いは、資産が戻らない事態につながります。詳しくは送金ネットワークの選び方を確認してください
- アドレスはコピー&ペースト一択:貼り付けたあと、先頭と末尾の数文字を目視で照合します。手打ちは厳禁です
- 初回は少額のテスト送金から:まず数百円〜千円分を送って着金を確認し、それから本命を送ります
税金の話も、始める前に最低限だけ押さえておきましょう。仮想通貨の利益は原則として雑所得にあたり、給与所得者の場合は年間20万円を超える利益で確定申告が必要になるケースがあります。
見落とされがちなのが課税のタイミングです。日本円に換金していなくても、コイン同士の交換や決済に使った時点で課税対象になり得ます。取引履歴はそのつど保存しておいてください。税額の扱いは所得や状況で変わるため、判断に迷ったら税務署や税理士に確認するのが確実です。くわしくは仮想通貨の税金の基本もあわせてどうぞ。


銘柄数で選ぶならMEXC|海外取引所という選択肢



銘柄がたくさんある取引所ってどこなの?



MEXCは取扱数がとても多くて、新しい銘柄も早いんだ。





海外って聞くとちょっと不安もあるなあ…



金融庁登録がない点は、正直に知った上で使ってほしいな。
前のセクションで見たとおり、草コインの大半は日本のホワイトリストに載っていません。「買える場所が国内にない」という構造上の理由から、選択肢は自然と取扱銘柄の多い海外取引所に絞られます。ここでは、その一例としてMEXCを中立的に見ていきます。
MEXCの特徴|取扱銘柄数とローンチパッド
MEXCは、取扱銘柄が数千規模にのぼる海外取引所です。新しい銘柄が取引所に並ぶまでの速さと、新規プロジェクトのトークンを早い段階で入手できるローンチパッドが特徴として挙げられます。
取扱銘柄数や手数料の水準は頻繁に変わります。この記事で数字を固定して書くと古い情報になってしまうため、最新の内容は必ず公式サイトの一覧ページで確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 数千規模(変動するため公式サイトで要確認) |
| 新規銘柄の上場 | 国内取引所より早い傾向 |
| ローンチパッド | あり(新規プロジェクトのトークン販売枠) |
| 日本語表示 | 対応 |
| 入金方法 | 国内取引所から仮想通貨を送金して用意する |
| 金融庁への登録 | なし |



じゃあ国内の口座はもう要らない?



日本円の入口は国内が必要だよ。



なるほど、二刀流ってことだね!



そう。役割を分けると管理も楽だよ。
国内取引所との使い分けと、始めるまでの流れ
おすすめしたいのは、どちらか一方を選ぶ発想ではなく役割を分ける使い方です。国内取引所は日本円の入出金とビットコイン(BTC)やUSDTの調達に使い、海外取引所は国内にない銘柄を買うときだけ使う、という分け方になります。
ポイント
- 国内取引所:日本円の入出金、BTC・USDTの調達、年間取引報告書の受け取り
- 海外取引所:国内で扱いのない銘柄の購入、ローンチパッドへの参加
実際に始めるまでの流れは、次の4ステップです。国内取引所の口座をまだ持っていない場合は、そちらの開設が先になります。
- メールアドレスでアカウント登録する
- 本人確認(KYC)として身分証を提出する
- 国内取引所からBTCやUSDTを送金する
- 届いた資金で目当ての銘柄を現物取引で購入する
送金のときは、送り先で対応しているネットワークを必ず選んでください。選択を1つ間違えるだけで資金が届かなくなるため、ここだけは慎重に確認する価値があります。
注意点
- 日本の金融庁への登録はなく、サポートやトラブル対応に国内と同じ水準は期待できません
- 年間取引報告書が用意されないため、税金の計算は自分で記録を残して管理する必要があります
- 草コインは値動きが大きいため、失っても生活に影響しない余剰資金の範囲で。投資判断は自己責任です
ここまでの内容を読んだうえで「国内にない銘柄も見てみたい」と感じた場合は、公式サイトで取扱銘柄やローンチパッドの現在の内容を確認してみてください。急いで登録する必要はありません。まずは中身を見て、自分に必要かどうかを判断するところからで十分です。
よくある質問(FAQ)


Q1. 草コインは本当に何倍にもなるの?
短期間で数倍から数十倍まで上昇した銘柄が実在するのは事実です。ただし上場後に9割以上値を下げ、ほとんど売買されないまま放置される銘柄も同じくらい多く存在します。話題として流れてくるのは成功した一部だけなので、そこだけを見て判断すると期待値を大きく見誤ります。
Q2. いくらから買えるの?
取引所や銘柄によって異なりますが、数百円から千円程度の少額で購入できるケースが多いです。ただし下限がいくらかよりも、失っても生活に影響しない金額はいくらかを先に決めるほうが大切です。上限を決めてから買う順番を守ってください。
Q3. おすすめの銘柄を教えてほしい
特定の銘柄をおすすめすることはできません。代わりに、開発者の実績が確認できるか、保有量が一部のアドレスに偏っていないか、実績のある取引所が取り扱っているか、という判断軸をご自身で使ってみてください。誰かの推奨で買うより、自分で確認した根拠のほうが最後に効きます。
Q4. 今から買っても遅い?
買うタイミングを正確に当てるのは、経験者を含めて誰にとっても難しいことです。遅いかどうかを考えるより、投資額の上限と、利益確定・損切りをどの価格で実行するかを先に決めておくほうが結果に影響します。
Q5. 利益が出たら税金はどうなるの?
日本では暗号資産(仮想通貨)の利益は原則として雑所得に区分され、給与所得者の場合は年間20万円を超えると確定申告が必要になるケースがあります。日本円に換金していなくても、コイン同士の交換や決済に使った時点で課税対象になり得るため、取引履歴は必ず残しておいてください。具体的な取り扱いは税務署や税理士にご確認ください。
🪙圧倒的な銘柄数とローンチパッドが魅力!MEXCの強み



海外の取引所ってたくさんあるけど、結局どこがいいの?



銘柄数が圧倒的に多いのがMEXCの強みだよ



え、日本の取引所にはない草コインとかも買えるの?



そう。新規上場前のローンチパッドにも参加できるんだ



早耳勝負のアルトコイン投資、燃えてきた!



気持ちはわかるけど、まずは余剰資金で少額からね



口座開設だけならタダなんでしょ?とりあえず登録しとく!



うん、無料で数分だよ。一緒に見ていこう
MEXCの最大の魅力は、他の取引所ではなかなか出会えない新興トークンやアルトコインまで幅広くカバーする、圧倒的な取扱銘柄数です。「話題のコインを買いたいのに国内取引所にはない」という悩みを、MEXCなら解決できる可能性が高くなります。
さらに新規上場前のトークンにいち早くアクセスできる「ローンチパッド」機能も人気です。相場に敏感な人ほど、上場前の情報収集から動けるのは大きなアドバンテージになります。
口座開設・維持費は完全無料。気になる銘柄を見つけたときにすぐ動けるよう、今のうちに口座だけ作っておくのがおすすめです。
- ✅ 圧倒的な取扱銘柄数でアルトコイン・草コインにも対応
- ✅ 新規上場前のローンチパッドに参加できる
- ✅ 口座開設・維持費すべて無料
まとめ|違いを押さえて、余剰資金の範囲で試そう





草コインとミームコインの違い、わかった!



規模で分けるか、テーマで分けるか、だね。





ミームコインはだいたい草コインなんだね



うん。でもドージコインみたいな例外もあるよ



値動きが激しいのは時価総額が小さいから?



そう。板も薄いから少額でも価格が飛ぶんだ



開発が止まって消えた銘柄もあるんだよね…



だから余剰資金だけ。無理はしないでね



ラグプルって、私のラグも引っ張られる!?



絨毯じゃなくて資金の持ち逃げの話だよ(笑)



選ぶときの判断軸、何を見ればいいの?



発行枚数と用途、開発が今も動いてるかだよ



まずはビットコインを少額で買うぞ〜!
もう億り人気分!?
草コインは時価総額の小ささという規模による分類、ミームコインはネタやキャラクターを出発点にしたテーマによる分類で、多くのミームコインは草コインでもある一方、ドージコインのように規模が大きく草コインには当てはまらない例外もあります。値動きが激しく見えるのは、時価総額が小さいうえに板(売買注文の厚み)も薄く、少額の売買でも価格が大きく動いてしまうからです。開発が止まって取引されなくなる銘柄や、集めた資金を運営が持ち逃げするラグプルといったリスクも実在します。
だからこそ、まずは失っても生活に影響しない余剰資金の範囲に金額を区切るところから始めてみてください。そのうえで、発行枚数や用途がはっきりしているか、開発が今も続いているか、どの取引所で扱われているかという判断軸を先に決めておくと、話題だけで飛びつく回数を減らせます。慣れるまではビットコインなど規模の大きい銘柄で売買の流れをつかむのも一つの方法です。
銘柄を比べるにも、少額で試すにも、まずは口座がないと始まりません。無料で口座開設できるMEXCあたりを準備しておくと、気になる銘柄が出てきたときに落ち着いて判断できます。最終的にどの銘柄をどれだけ持つかは、ご自身の資金計画と相談しながら決めてくださいね。









