何が起きたか:仮想通貨IPOが急ブレーキ
ビトちゃん仮想通貨のIPOが急ブレーキかかってるって聞いたんだけど…IPOって新しいコインが出ることなの?



おしい、コインじゃなくて会社の株なんだ。仮想通貨の企業が株式市場に上場することをIPOっていうんだよ





あ、そっか!じゃあその上場ラッシュが止まっちゃったってこと?



そうなんだ。お金が仮想通貨からAIの方へどんどん流れて、勢いが一気にしぼんじゃったのさ
仮想通貨関連企業の新規株式公開(IPO=会社が初めて株式市場に上場すること)が、急ブレーキをかけたように失速しています。
米投資銀行コーエン・アンド・カンパニーでブロックチェーン・デジタル資産部門を率いるクリスチャン・ロペス氏が、2026年7月11日にCoinDeskの取材でこう語りました。
背景にあるのは投資マネーの「引っ越し」です。かつて仮想通貨市場を支えた個人投資家の関心が、AI関連やハイテク大手「マグニフィセント・セブン」へと大きく移ったとロペス氏は指摘します。
もともと2026年は、ステーブルコイン発行のサークル(CRCL)や取引所ブリッシュ(BLSH)の上場成功を受けて、IPOの当たり年になると期待されていました。
ところが昨年10月に起きた流動性ショックが転機となり、デジタル資産の世界から資金が抜けたことで、その期待は一気にしぼんでしまったのです。
そこへ最近の相場の乱高下も重なり、新規上場する仮想通貨銘柄を買おうという投資家の意欲はさらに冷え込んでいます。
なぜ重要か:資金がAIとマクロ警戒に逃げている
暗号資産(仮想通貨)関連企業のIPO(新規株式上場)が急ブレーキ、と投資銀行コーエン&カンパニーのクリスチャン・ロペス氏が指摘しました。
背景にあるのは、かつて暗号資産を支えた個人投資家の資金が、AIやいわゆる「マグニフィセント・セブン」などのテック株へ移った構図です。
ロペス氏は昨年10月の流動性ショックを、資金が暗号資産から抜けた転機に挙げています。もっとも最近はそのAI株も急落しており、資金は再び揺れ動いています。
2026年はサークル(CRCL)やブリッシュ(BLSH)の上場成功で「上場ラッシュの年」と期待されていました。しかしビットゴー(BTGO)の低調な上場後株価もあり、熱気は冷え込んでいます。
実際、コンセンシスやレジャー、グレースケールなどが上場計画を延期する一方、ブロックチェーン・ドットコムは5月にSEC(米証券取引委員会)へ非公開申請を行い、対応は二分しています。
金利の先行き不安や日本銀行の円防衛といった世界的な引き締めも重荷で、ロペス氏は本格再開が来年までずれ込む可能性に言及しました。
今後の見通し:延期組はいつ動くのか
延期を選んだ企業がいつ動き出すのか。これが投資家にとって最大の焦点です。
背景には、上場を先送りした顔ぶれの多さがあります。イーサリアム関連アプリを開発するConsensys(コンセンシス)、ウォレット大手のLedger、資産運用大手のGrayscaleなどが、市場環境の改善を待つとしてIPO計画を延期しました。
投資銀行コーエン・アンド・カンパニーのクリスチャン・ロペス氏は、暗号資産の新規上場市場が本格的に再開するのは2027年になる可能性があるとの見方を示しています。金利の先行き不透明感が、値動きの荒い暗号資産関連株への慎重姿勢を強めているためです。
一方で、すでに動き始めた企業もあります。Blockchain.comは2026年5月に米証券取引委員会(SEC)へ非公開でIPOを申請し、取引プラットフォームのFalconXも同月、上場の第一歩となるS-1登録書類の草案を提出しました。
ロペス氏が懸念するのは「上場後に株価を支える買いが続くか」という点です。この不安が解消されない限り、延期組の多くは市場の回復を待つ構えとみられます。
よくある質問
Q1. そもそもIPOって仮想通貨とどう関係あるの?
IPOとは新規株式公開のこと。企業が初めて自社の株式を証券取引所に上場し、一般の投資家が売買できるようにする手続きを指します。
仮想通貨そのものとは別ですが、取引所やウォレットを運営する仮想通貨関連企業が上場する動きは活発です。実際に2026年はステーブルコイン発行のCircle(CRCL)や取引所のBullish(BLSH)が上場を果たしました。
Q2. IPOが減ると私たちの投資に影響ある?
直接コインの価格が動くわけではありませんが、業界にお金が集まりにくくなっているサインとして受け止められます。
投資銀行Cohen & Companyのクリスチャン・ロペス氏は、資金が仮想通貨からAI分野へ流れ、金利の先行き不安も重なって投資家が慎重になっていると指摘。上場市場が本格的に再開するのは2027年になる可能性があると見ています。
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まとめ



なるほど、IPOが止まったのは規制のせいじゃなくて、お金の流れと投資家の慎重さが原因だったんだね!



そうそう。ポイントは①資金が仮想通貨からAIなど他の分野へ移った、②金利や日銀の円防衛でマクロが不安定、③だからグレースケールなどが上場を延期した、の3つだね。





じゃあ今は焦らず、来年の再開を待ちながらニュースをチェックすればいいんだね。よーし、気が早いけど再開のお祝いケーキ、今から予約しちゃおうかな!



まだ半年以上も先だよ…。でも、こまめに情報を追う姿勢はバッチリだね。
今回の速報を整理すると、仮想通貨企業のIPO(新規株式公開)市場は、規制ではなく資金の流れと投資家心理の変化によって急減速している、という点が最大のポイントです。
投資銀行コーエン・アンド・カンパニーのクリスチャン・ロペス氏は、昨年10月の流動性ショックを転換点として資金が流出し、その受け皿がAI関連や大型テック株へ移ったと指摘しています。
背景には、金利の先行き不安や、円を防衛する日本銀行の動きといったマクロ環境の不透明感もあります。上場後に株価が支えられるか読めないため、投資家が新規案件を敬遠しているのです。
実際、グレースケールやコンセンシス、レジャーなどが上場計画を延期する一方、ブロックチェーン・ドットコムやファルコンXは申請を進めており、企業ごとに対応が分かれています。
ロペス氏は、IPO市場が本格的に再開するのは来年になる可能性があると見ています。仮想通貨市場が資金ローテーションの波にさらされる局面だからこそ、焦らず最新情報を追い、冷静に判断する姿勢が大切でしょう。












