ビトちゃんOKJって手数料安いらしいね!えっ、タダなの!?



無料の部分もあるけどゼロじゃない。順に見ていこうね





手数料って、買うときの1個だけじゃないの?



実は4種類あるんだ。
取引・スプレッド・入出金・送金だよ。



スプレッド…!
それってパンに塗るやつ!?



それはジャムの仲間だね(笑)
売値と買値の差のことだよ。



見えない手数料があるなんて、
ちょっとこわいなあ。



見分け方さえ覚えれば避けられるよ。
一緒に確認しよう。
OKJの手数料は、取引所(板取引)の取引手数料、販売所のスプレッド、日本円の入出金手数料、暗号資産の送金手数料の4つに分かれます。同じ銘柄を同じ金額だけ買っても、どこで買うかで実質コストは大きく変わります。
つまずきやすいのが「取引手数料が無料だから安い」という判断です。販売所は取引手数料が表示されない代わりに、売値と買値の差であるスプレッドが価格そのものに乗っています。明細に出てこないぶん、払っている自覚を持ちにくいのが厄介なところです。
この記事では、4種類の手数料の実際の数値、10万円分を買った場合に販売所と取引所でいくら差が出るかの試算、bitbankやGMOコインなど国内主要取引所との比較まで確認します。なお手数料は改定されるため、本文の数値は執筆時点のものです。最終確認は必ずOKJ公式サイトで行ってください。
👉この記事で分かること
- OKJの手数料4種類(取引・スプレッド・入出金・送金)の全体像と一覧表
- 取引所のMaker/Taker手数料と、販売所スプレッドの実質コスト
- 10万円分を買ったとき、販売所と取引所でいくら差が出るのかの試算
- bitbank・GMOコイン・Coincheckなど国内主要取引所との手数料比較
- 手数料を最小限に抑える買い方と、OKJが向いている人・向かない人
OKJの手数料は4種類|まず全体像を1枚の表で確認



手数料が4種類もあるなんて、覚えられるかな…



表を1枚見れば十分だよ。
まず全体像から押さえよう。





口座を持ってるだけでお金取られたりしない?



口座開設も維持も無料だよ。
かかるのは使ったときだけ。
ビト「手数料4種類って、4回も払うってこと!?」
ロボ「全部が毎回かかるわけじゃないよ。まず一覧で見てみようか」
| 項目 | OKJの手数料 | 補足 |
|---|---|---|
| 取引所(板取引)Maker | 0.07%〜0.02%(税込) | 直近30日間の取引量に応じて段階的に下がる |
| 取引所(板取引)Taker | 0.14%〜0.06%(税込) | 板にある注文をすぐ約定させる側の手数料 |
| 販売所 | 無料 | 手数料はゼロだがスプレッドが価格に含まれる |
| 日本円入金(銀行振込) | 無料 | 振込元の銀行手数料は利用者負担 |
| 日本円入金(クイック入金) | 公式サイトで要確認 | 手数料一覧に明記なし |
| 日本円出金 | 100万円未満400円/100万円以上1,000万円未満770円/1,000万円以上1,320円 | 金額帯で3段階 |
| 仮想通貨の入庫 | 無料 | 他社から送ってくる側は無料 |
| 仮想通貨の出庫 | 銘柄ごとに異なる(一部は設定可能範囲内で利用者が指定) | 金額は公式サイトで要確認 |
| 口座開設・口座維持 | 無料 | 持っているだけの費用はかからない |
数値は2026年8月時点で公式サイトの手数料一覧を確認したものです。国内の取引所は手数料の改定が珍しくないため、実際に入金する前にもう一度公式ページを開く習慣をつけてください。
この表で先に押さえてほしいのは、口座開設も口座維持も無料で、日本円の入金も銀行振込なら無料という点です。負担が積み上がるのは「持っている間」ではなく「売買する瞬間」に寄っています。
ポイント
表に金額として書かれていない販売所のスプレッドが、実際にはいちばん重くなりやすいコストです。次のセクションで、10万円を買ったときにいくら差が出るかを実額で確認します。
そもそもOKJってどんな取引所?運営会社と登録状況
OKJを運営しているのはオーケーコイン・ジャパン株式会社です。金融庁の登録を受けた暗号資産(仮想通貨)交換業者で、登録番号は関東財務局長 第00020号、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会にも加入しています。
名前から海外の取引所と勘違いされがちですが、実態はグローバルに展開するOKXグループの日本法人が運営する国内の登録業者です。日本語のサポートを受けられ、日本円をそのまま銀行から入金できます。取扱銘柄は追加・変更があるため、最新の一覧は公式サイトで確認してください。
初心者が見落とす『4つ目の手数料』はどれ?
4種類のうち、ほぼ全員が見落とすのがスプレッドです。販売所の画面には「手数料 無料」と表示されるので、コストがゼロだと受け取ってしまいます。
ところが販売所には、売るときの価格と買うときの価格に最初から差がつけられています。空港の両替所で「手数料無料」と書いてあっても、円をドルに替えて即座に円へ戻すと目減りするのと同じ仕組みです。差額そのものが実質的な手数料で、明細のどこにも「手数料◯円」とは出てきません。
この差がどれくらいの金額になるのかは、感覚では判断できません。次のセクションで10万円分を買ったケースを取引所と並べて計算します。


取引所と販売所、どっちで買うかで手数料はこんなに変わる



販売所ってボタン1個で買えて楽ちんだよね!



楽な代わりに、価格差の分をこっそり払ってるんだ。



えっ、じゃあ買った瞬間に減ってるってこと?



そういうこと。
10万円でいくら違うか、実額で見てみよう。


Maker・Takerの意味と、OKJの取引所手数料
板取引の画面には、「この値段で買いたい人」と「この値段で売りたい人」の注文が価格順に並んでいます。この行列そのものが板です。
ここで自分で値段を指定して行列に並ぶのが指値注文で、この注文を出した人がMakerです。反対に、すでに並んでいる注文に対して「今の値段でいいからすぐ買う」と成行注文をぶつける側がTakerになります。
ポイント
- Maker(指値):板に注文を並べて、誰かが応じてくれるのを待つ側
- Taker(成行):並んでいる注文をすぐに食べて、その場で約定させる側
OKJの取引所手数料は、Makerが0.07%〜0.02%、Takerが0.14%〜0.06%(いずれも税込)です。直近30日間の取引量に応じて段階的に下がる仕組みで、始めたばかりの段階では上限側の数値だと考えておくと計算がずれません。
ビト「待てる人のほうが安いんだね」
ロボ「すぐ約定させたい人は、その便利さぶんを払う形だね」
この0.07%と0.14%という差は、金額にすると小さく見えます。ただ手数料率が明示されているという点が販売所との決定的な違いで、いくら払うかを注文前に自分で計算できます。手数料体系は改定されることがあるため、実際に注文を出す前に公式サイトの手数料一覧で最新の適用条件を確認してください。
販売所のスプレッドは実質何%のコストになるのか
販売所は、取引所と違って相手が利用者ではなく事業者です。事業者が提示する「売る値段」と「買い取る値段」の差がスプレッドで、これが実質的な手数料になります。
仕組みを数字で見ると腑に落ちます。たとえば買値が1BTCあたり1,020万円、売値が980万円だとします。差額は40万円で、買値に対する割合は40万円 ÷ 1,020万円 = 約3.9%です。
これは、買った直後にすぐ売り戻すと約3.9%目減りする状態を意味します。10万円分買った瞬間に、評価額が約9万6,000円からのスタートになるということです。取引手数料は「無料」と表示されていても、コストが消えたわけではありません。
注意点
- スプレッドの幅は銘柄・相場の動き・時間帯で大きく変わる
- 相場が急変している最中や早朝・深夜は広がりやすい傾向がある
- 上の3.9%はあくまで計算例で、常にこの水準というわけではない
実際にいくら払うかを知りたいときは、販売所の購入画面と売却画面を並べて開き、同じ数量での買値と売値を見比べてください。その差を買値で割れば、その瞬間の自分のコストが%で出ます。取引所の0.14%と並べると、桁が違うことがはっきりします。
10万円分を買うといくら差が出る?実額シミュレーション
ここまでの数値を使って、ビットコインを10万円分買うケースを試算します。計算式は取引所=購入額 × 手数料率、販売所=購入額 × スプレッド率です。
| 買い方 | 適用される率 | 10万円あたりの実質コスト |
|---|---|---|
| 販売所 | スプレッド 約3.9%(計算例) | 約3,900円 |
| 取引所・Taker(成行) | 0.14% | 140円 |
| 取引所・Maker(指値) | 0.07% | 70円 |
前提として、取引所の率は2026年8月時点の最も高い段階(取引量が少ない場合)を使い、スプレッドは前のH3で示した計算例の3.9%をそのまま当てはめています。実際のスプレッドはそのときの板の状況で動くため、この試算は目安です。
差が効いてくるのは、続けたときです。毎月3万円の積立を1年続けると購入額は36万円で、スプレッド3.9%なら約1万4,000円、取引所のTakerなら約500円。同じ銘柄を同じ額だけ買っても、1年で1万円以上の開きが出る計算になります。
とはいえ、販売所が常に不利というわけではありません。板の値動きを見なくても数量を指定するだけで買えるので、1,000円だけ試したい、相場が動いた瞬間に確実に持っておきたいという場面では手軽さが勝ちます。金額が小さいうちは差額も数十円で済みます。
目安として、まとまった額を買うときや長く積み立てるときは取引所、少額を試すときは販売所と使い分けるのが現実的です。板取引の操作に慣れておきたい人は、OKJのほかbitbankのように板取引に対応した取引所で、少額の指値注文から試してみてください。どちらを選ぶかは、手間と手数料のどちらを優先するかで決めて構いません。


日本円の入出金と、仮想通貨の送金にかかるお金



入金と出金にもお金がかかるの?
知らなかった…



ここは回数を減らすだけで節約できる部分だよ。





送金の手数料って、通貨ごとに違うんだね!



そう、桁が変わることもある。
銘柄選びが効いてくるよ。
日本円の入金・出金|手数料と反映までの時間
日本円の入金でまず知っておきたいのは、手数料の有無と、着金までのスピードはセットで見るものだという点です。銀行振込は費用を抑えられる代わりに、反映は銀行の処理待ちになります。
| 入金方法 | OKJ側の手数料 | 反映までの考え方 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 無料 | 振込が着金してから反映。平日夕方以降や土日を挟むと翌営業日以降になることがある |
| クイック入金 | 公式サイトで要確認 | ネットバンキング経由で即時に近い反映が期待できる |
注意点
- 銀行振込では、振込元の金融機関に支払う振込手数料が別途かかります。OKJ側が無料でも、手元の負担はゼロではありません
- 振込人名義がOKJの口座名義と一致していないと反映されません。家族名義や旧姓のまま振り込むと、入金が止まる典型的な原因になります
日本円の出金は、前述のとおり金額帯で3段階に分かれます。ここで効いてくるのが回数です。10万円を8回に分けて出すと400円×8回で3,200円ですが、まとめて1回にすれば400円で済みます。
ビト「出金って何回もすると損なの?」
ロボ「1回400円だから、回数を減らすと効くよ」
主要銘柄の送金(出庫)手数料一覧
仮想通貨をOKJから外に送る(出庫する)ときは、銘柄ごとに手数料が設定されています。一部の銘柄は決められた範囲内で自分で金額を指定でき、高めに設定するほどネットワーク上で優先されやすくなります。
ここで注意したいのは、金額の大小ではなくどのブロックチェーンを通るかでコストが決まる点です。銘柄ごとの実額は改定されるため、下の傾向を押さえたうえで送金画面の表示金額を必ず確認してください。
| 銘柄 | 送金コストの傾向 | 確認方法 |
|---|---|---|
| BTC(ビットコイン) | ネットワークの混雑度に左右されやすい | 出庫画面の表示額 |
| ETH(イーサリアム) | ガス代(ネットワーク利用料)が高くつきやすい | 出庫画面の表示額 |
| XRP(リップル) | 送金コストが小さく済みやすい | 出庫画面の表示額 |
| SOL(ソラナ) | 送金コストが小さく済みやすい | 出庫画面の表示額 |
なお受け取る側(入庫)は無料です。コストがかかるのは外に出すときだけだと覚えておけば十分です。
ポイント
ハードウェアウォレット(インターネットから切り離して保管する端末)や他の取引所へ資産を移す予定がある人は、取引手数料の安さより出庫手数料で取引所を選ぶほうが総額は下がります。bitbankのように送金手数料の設定が異なる国内取引所もあるため、移す前提なら比較しておく価値があります。
最後に安全面の話です。送金時にネットワークの選択を間違えると、送った資産が戻らなくなる可能性があります。アドレスとネットワークの両方を確認し、初めての送金先には少額で試してから本番の金額を送ってください。
ビト「送金先を間違えたらどうなるの?」
ロボ「戻せないこともあるから、まず少額で試そう」


他の国内取引所と比べて、OKJの手数料は安い?



結局どこが一番安いの?
ズバッと教えてほしいな!



実は『使い方しだい』なんだ。
表を見ながら整理しよう。



えー、人によって答えが違うの?



積立と短期売買では、効いてくる手数料が別なんだよ。
取引手数料・出金手数料の比較表
ここからは、OKJの数値を国内の主要な取引所と並べて眺めてみます。数字を追う前に一つだけ前置きすると、手数料表は「どの項目が空欄か」にも意味があります。
| 取引所 | 取引所(板)Maker | Taker | 日本円出金手数料 | BTC出庫手数料 |
|---|---|---|---|---|
| OKJ | 0.07%〜0.02% | 0.14%〜0.06% | 400円/770円/1,320円(金額帯で3段階) | 公式参照(出庫画面で確認) |
| bitbank | 公式参照(マイナス手数料の設定あり) | 公式参照 | 公式参照 | 公式参照 |
| GMOコイン | 公式参照(マイナス手数料の設定あり) | 公式参照 | 公式参照 | 公式参照 |
| SBI VCトレード | 公式参照 | 公式参照 | 公式参照 | 公式参照 |
| Coincheck | 公式参照(販売所が主軸) | 公式参照 | 公式参照 | 公式参照 |
| bitFlyer | 公式参照 | 公式参照 | 公式参照 | 公式参照 |
OKJの数値は2026年8月時点で公式サイトを確認したものです。他社の欄を「公式参照」としているのは、記憶や古い記事の孫引きで数字を書くと、読者に実額の判断ミスをさせてしまうからです。比較したい会社の手数料ページを、必ず自分の目で開いてください。
そのうえで、表の形から読み取れる傾向があります。国内取引所はざっくり板取引のMaker手数料を低く(会社によってはマイナスに)設定しているグループと、販売所を主軸にして「取引手数料無料」と表示するグループに分かれます。マイナス手数料とは、指値注文が約定すると手数料を払うのではなく少し受け取れる仕組みのことです。
この2つは、コストの見え方が根本から違います。前者は払う金額が注文前に計算できるのに対し、後者は価格の中に溶けていて明細に出てきません。だから「無料」と書かれた表を見て安いと判断すると、実際の負担とずれます。
ポイント
- 少額を数回だけ買う人:料率の差より、UIの分かりやすさや最低購入金額のほうが効きやすい
- 金額が大きい・回数が多い人:Maker/Takerの料率差がそのまま累積コストになる
- 外部ウォレットへ送る人:取引手数料より出庫手数料の設計が効く
ビト「表の空欄が多いと不安になっちゃう…」
ロボ「曖昧な数字を書くほうが危ないからね。公式で確認しよう」
使い方別・どこが最安になるかの考え方
順位を決めるより、自分の使い方でどのコストが支配的になるかを見たほうが早いです。3つの典型例で整理します。
| 使い方 | 支配的になるコスト | 見るべき数字 |
|---|---|---|
| 月1万円をコツコツ積立 | 取引手数料とスプレッドの累積 | 板取引が使えるか、販売所しか選べないか |
| 月100万円を短期売買 | Maker/Takerの料率差 | 指値中心にできるか、取引量による割引段階 |
| 買ってすぐ外部ウォレットへ送金 | 出庫(送金)手数料 | 銘柄ごとの出庫額と、対応ネットワーク |
積立は1回あたりが小さいぶん軽く見えますが、12回、24回と続くので効いてくるのは累積です。毎月販売所で買っていれば、スプレッドを毎月払い続けることになります。
短期売買では、料率の差がそのまま利益を削ります。同じ100万円の注文でも、0.14%なら1,400円、0.02%なら200円で、往復すればさらに開きます。指値で待てるかどうかが分かれ目です。
送金メインの人は、取引手数料をいくら削っても出庫手数料で持っていかれます。原則はシンプルで、手数料の負担は「取引回数×金額」に比例します。回数が少なく金額も小さいうちは、どこを選んでも差は数百円の世界です。
だから1社に絞る必要もありません。板取引の料率で選ぶならbitbankやOKJ、まず少額から操作に慣れたいならCoincheckというように、用途で口座を分けている人もいます。口座維持費がかからない会社なら、開いておいて使い分けるという選択肢も現実的です。どれが自分に合うかは、次のセクションで実際の使い方に落として考えていきます。


手数料を最小限にする買い方|取引所で買う手順とコツ



取引所の画面って難しそう…
私にも使えるかな?



切り替えボタンを押すだけだよ。
手順を順番に見よう。





指値ってお得なら、全部それでいいんじゃない?



安く出せる代わりに、約定しないこともあるんだ。
販売所ではなく取引所(板取引)で買う手順
アプリでもWebでも、最初にやることは同じです。「販売所」の画面から「取引所」の画面へ移動するだけで、コストの構造が変わります。
アプリの場合は、下部メニューから取引画面に入り、買いたい銘柄(BTCなど)を選びます。銘柄を選んだあと、画面の上部や中央に「販売所/取引所」を切り替えるタブがあるので、ここで取引所側を選びます。ロウソク足のチャートと、その下に価格が縦に並んだ板が表示されれば、正しい画面です。
Webの場合は、ログイン後のメニューから取引所(板取引)のページを開き、左上あたりの銘柄リストから通貨ペアを選びます。画面中央に板、右側に注文パネルという配置が一般的です。
注文パネルでは、まず指値か成行を選びます。指値なら「いくらで買うか」と「どれだけ買うか」の2つを入力し、成行なら数量(または金額)だけを入力します。入力すると必要な日本円の概算が表示されるので、そこを確認してから注文ボタンを押します。
ポイント
初回は最小数量で1回だけ練習してみてください。板の見え方や約定の速さは、実際に自分のお金で1回通してみないと感覚がつかめません。数百円分でも、画面の理解度はまったく変わります。
注文を出したあとは、注文履歴や約定履歴の画面で状態を確認します。ここで正直に書いておくと、指値は必ず約定するとは限りません。相場が自分の指定した価格まで来なければ、注文はいつまでも板に並んだままです。急ぐ日は成行、待てる日は指値、という使い分けになります。
指値でMakerを狙う・出金をまとめる・送金銘柄を選ぶ
日々の運用でコストを削る方法は、大きく3つあります。どれも万能ではないので、引き換えに何を我慢するのかもセットで見てください。
1つめは、成行ではなく指値で注文を板に置いてMaker側になることです。すぐ約定させる側より料率が低く設定されているため、同じ金額を買っても支払う手数料が小さくなります。ただし前述のとおり約定しないリスクがあり、待っている間に価格が離れていけば、節約した手数料より値動きの影響のほうが大きくなることもあります。
2つめは、日本円の出金や仮想通貨の送金を1回にまとめることです。固定額の手数料は回数にそのまま比例するので、こまめに出す癖があると年間では無視できない額になります。ただし資金を取引所に置いたままにする時間が延びるため、まとめすぎは別のリスクを増やす選択でもあります。
3つめは、外部のウォレットや別の取引所へ送るとき、送金コストの低い銘柄・ネットワークを選ぶことです。同じ「1万円分を送る」でも、通るブロックチェーンによって負担は変わります。ただし送り先が対応しているネットワークかどうかの確認は必須で、ここを間違えると資産が届かなくなる可能性があります。手数料を数百円節約するために全額を失っては本末転倒です。
注意点
- 指値:料率は下がるが、約定しないまま相場が離れることがある
- 出金をまとめる:回数分の節約になるが、預けたままの期間は長くなる
- 送金銘柄を選ぶ:コストは下げられるが、送り先の対応ネットワーク確認が絶対条件
板取引に慣れておくと、他の国内取引所でも同じ考え方がそのまま使えます。bitbankのように板取引を主軸にしている取引所もあれば、Coincheckのようにアプリの分かりやすさを軸にしている取引所もあるので、自分がどちらを重視するかで選び分けるのが現実的です。
支払った手数料は経費にできる?確定申告のメモ
最後に、見落とされがちな実務の話を添えておきます。売買で支払った取引手数料は購入した仮想通貨の取得価額に含めて計算でき、売却にかかった費用も必要経費として扱える場合があります。つまり払った手数料は、記録さえ残っていれば税金の計算上で考慮できる可能性があるということです。
そのために必要なのが記録です。OKJを含む取引所が発行する年間取引報告書や、取引履歴・出庫履歴のダウンロードデータは、年をまたぐ前に保存しておいてください。あとから期間をさかのぼって取得しようとすると手間が増えます。
ただし、どこまでを経費に含められるかは取引の状況や個人の事情によって変わります。ここでは金額の断定はしません。実際の申告にあたっては、国税庁が公表している仮想通貨の計算方法に関する資料を確認するか、税理士に相談して判断してください。
ビト「手数料の領収書、集めておけばいいんだね!」
ロボ「取引履歴がその役目だよ。ダウンロードして保管しておこう」


手数料で選ぶなら?OKJが向いている人・向かない人



で、結局わたしはOKJを使った方がいいの?



使い方しだいだよ。
合う人と合わない人を並べてみよう。



合わない人のことも教えてくれるんだ!



正直に言った方が失敗しないからね。
両方見ていこう。
ここまでの数字を、最後は「自分の使い方」に当てはめて整理します。手数料の優劣は絶対的なものではなく、買い方と出し方で結論が変わるからです。同じ月10万円でも、一括で1回買う人と週に何度も売買する人では効いてくる項目が違います。
OKJのコスト面での立ち位置
OKJの位置づけを一言でいえば、払う金額を注文前に自分で計算できるタイプです。板取引の料率が公開されていて、口座開設と口座維持に費用はかかりません。国内の登録業者なので、日本円の入金から売買、出金までを海外送金を挟まずに完結できます。
| 項目 | OKJのコスト面の特徴 |
|---|---|
| 板取引の手数料 | 料率が明示され、注文前に負担額を計算できる |
| 口座開設・維持 | 無料(持っているだけの費用は発生しない) |
| 日本円の入出金 | 国内の登録業者として日本円で完結する |
| 出金・出庫 | 金額帯や銘柄で変わるため、回数と銘柄の選び方が効く |
注意点
- 板取引は販売所より画面の情報量が多く、最初の一回は戸惑いやすい
- 注文が少ない銘柄では、指値を置いても約定しないまま時間が過ぎることがある
こんな使い方の人には合う/別の選択肢が良い人
向き不向きは、月に何回・どれくらいの金額を動かすかでほぼ決まります。自分の使い方に近いほうを探してみてください。
向いている人
- 毎月3万円をコツコツ積み立てたい人:回数が積み上がるので、板取引の料率差がそのまま残る
- 日本円の入出金を国内で完結させたい人:円のまま入れて円のまま出せる
- 複数社を使い分けたい人:維持費がないので、板用の口座として置いておける
別の選択肢も検討したい人
- 販売所のワンタップ操作だけで十分な人:板の画面を開く手間がストレスになりやすい
- 特定の未取扱銘柄が目当ての人:手数料以前に、その銘柄を扱う会社を選ぶ必要がある
- 買った通貨を外部ウォレットへ頻繁に送る人:取引手数料より出庫手数料の設計が効いてくる
ビト「私はどっちのタイプなんだろ?」
ロボ「月に何回売買するかで決まるよ」
ビト「毎月3万円ずつ買うだけだよ」
ロボ「その回数なら板取引の差は効いてくるね」
ビト「送金はほとんどしないなあ」
ロボ「なら出庫手数料は優先度を下げていいね」
ビト「じゃあ口座だけ作っておく!」
ロボ「無料だし、比べる材料が増えるね」
合わないと感じたなら、無理に使う必要はありません。手数料は生活で言えば固定費のようなもので、自分の行動パターンに合った会社を選ぶほうが結局は減ります。そのうえで判断材料を増やしたいなら、OKJの口座を用意して板画面を一度見ておくのが確実です。
料率表を眺めるより、実際の板に並んだ注文と、注文パネルに表示される概算額を見たほうが早く納得できます。口座開設と維持は無料なので、比較の土俵に乗せておいても損はありません。実施中のキャンペーンがあるかどうかは内容が変わりやすいため、公式サイトで最新の情報を確認してください。
よくある質問(FAQ)


Q1. OKJの口座開設や口座維持にお金はかかりますか?
口座開設も口座維持も無料です。持っているだけで費用が引かれることはないので、板取引用の口座として置いておく使い方もできます。費用が発生するのは、実際に売買したときと、日本円や仮想通貨を動かしたときだけです。
Q2. 「手数料無料」と書いてあるのに損するのはなぜ?
販売所の「取引手数料0円」は、明細に出る手数料が0円という意味です。販売所では売値と買値に差(スプレッド)があり、その差が価格そのものに含まれています。つまり買った瞬間にコストを負担していて、それが手数料の欄には表示されないだけ、ということになります。
Q3. 1万円の少額でも手数料負けしませんか?
板取引の手数料は取引額に対する割合で決まるため、金額が小さいからといって料率が不利になるわけではありません。ただし日本円の出金手数料のように金額が固定の項目は、1万円を出すときのほうが10万円を出すときより負担割合が大きくなります。少額のうちは、出金や送金の回数を増やしすぎないことのほうが効いてきます。
Q4. OKJは海外取引所のOKXと同じものですか?
同じグループですが、別のサービスです。OKJはOKXグループの日本法人が運営する国内の暗号資産(仮想通貨)交換業者で、日本の規制のもとで日本円の入出金に対応しています。取扱銘柄や利用できる機能、適用されるルールは海外版と異なるため、海外版の情報をそのまま当てはめないでください。
Q5. 記事に載っている手数料はいつ時点の情報ですか?
本記事に記載した数値は、2026年8月時点で公式サイトの手数料ページを確認したものです。手数料は各社の判断で改定されることがあり、キャンペーンで一時的に変わる場合もあります。実際に注文や出金をする前に、必ず公式の手数料ページと注文画面の表示額でご自身で確認してください。
まとめ|OKJの手数料は『どこで買うか』で決まる





手数料って1個じゃなかったんだね。
勉強になったよ!



取引・スプレッド・入出金・送金の4つだね。



口座を持ってるだけなら
お金はかからないんだ?



そう。開設も維持も無料。
かかるのは動かす時だよ。



同じ10万円でも、買う場所で
残る額が違うんだね…



そこが一番大きい差だね。
板取引を覚える価値はあるよ。



1回の差は小さくても
積み重なるってことだね。



その通り。回数が多い人ほど
効いてくる差なんだ。



よし、私もう手数料マスター!
スプレッドも塗れるよ!



塗るのはやめておこう(笑)
それは払わない方の話だよ。



最後にひとつだけ
気をつけることある?



手数料は改定されるからね。
買う前に公式で最新を確認。



よ〜し、公式で手数料チェック!節約で億り人だぁ〜!


OKJの手数料は大きく分けて、取引手数料・スプレッド・入出金手数料・送金(出庫)手数料の4種類です。口座開設と口座の維持そのものには費用がかからないので、まず「どこにいくらかかるのか」を4つに分けて把握することが第一歩になります。そして同じ金額を買っても、販売所で買うか取引所(板取引)で買うかによって手元に残る量は変わります。1回あたりの差は小さく見えても、取引を重ねるほど差は積み上がっていきます。どの買い方が自分にとって安いかは、毎月コツコツ積み立てるのか、短期で売買を繰り返すのか、買った通貨を外部のウォレットへ送金するのかによって変わります。
まずは自分の使い方を1つ決めてみてください。積立中心なら注文の手間より続けやすさ、売買回数が多いなら取引手数料とスプレッド、送金予定があるなら送金手数料を重点的に見る、という順番です。そのうえで記事の比較表と照らし合わせれば、選ぶべき買い方は自然と絞れてきます。
手数料の体系は改定されることがあります。実際に取引する前に必ず公式サイトで最新の数値を確認したうえで、まずはOKJの無料口座開設から、自分の目で手数料画面をのぞいてみてください。








