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Gemini株がIPOから8割安、時価総額753億円規模に急落

コインチェック
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Gemini株はIPO後どこまで下がったのか

ビトちゃん

え、Gemini(ジェミニ)の株ってそんなに下がってるの?上場したばっかりじゃなかったっけ?

ロボくん

そうなんだよ。上場したときの株価から約80%も下がっていて、会社全体の値段が7億5300万ドルまで縮んでるんだ

ビトちゃん

7億5300万ドル…でもそれって、もともとどれくらいだったの?

ロボくん

ピーク時は約40億ドルあったのさ。数字だけ見ると、5分の1以下になった計算だね

仮想通貨取引所を運営するGemini Space Station(ジェミニ・スペース・ステーション、ティッカー: GEMI)の株価が、上場後から約80%下落したとCoinDeskが報じました。

時価総額はピーク時の約40億ドルから、現在は約7億5300万ドルまで縮小しています。時価総額とは、株価に発行済み株式数を掛けた「会社全体の値段」のことです。

背景にあるのは業績の落ち込みです。第2四半期の取引所収益は前年同期比38%減の1250万ドル、現物取引高は66%減の38億ドルまで落ち込みました。

さらに、プラットフォーム上の預かり資産も182億ドルから84億ドルへと半減しています。売買の手数料が主な収入源である取引所にとって、取引高と預かり資産の減少はそのまま収益の縮小に直結します。

Geminiは、著名な投資家であるウィンクルボス兄弟(キャメロン氏とタイラー氏)が創業した企業です。こうした数字の重なりが、同社の今後をめぐる観測を呼ぶ要因となっています。

買収観測が再燃した理由と、ウィンクルボス兄弟が握る94.5%の議決権

買収観測を再燃させているのは、業績そのものよりもGeminiが持つ「規制上の資産」です。ARKインベストのデジタル資産リサーチ責任者ロレンゾ・バレンテ氏は先月、X上で「海外の無期限先物取引所ハイパーリキッドがGeminiを買収し、米国の規制対応の入口として使うべきだ」と主張しました。

ここで言う規制上の資産とは、子会社が保有する各種ライセンスやカストディ(顧客資産の保管)基盤、そして既存の顧客基盤のことです。あるベンチャーキャピタル投資家はCoinDeskに対し、これらを一から取得するには多額の法務費用と時間がかかると語っています。

一方で、取引所の中核技術そのものは競合との差別化が乏しいとも指摘されました。つまり買い手が欲しいのは取引高ではなく、免許と市場へのアクセスという構図です。

そしてもう一つの鍵が、キャメロン氏とタイラー氏が握る議決権の94.5%です。交渉相手が実質2人に絞られるため話は速く進みますが、裏を返せば売却は兄弟の同意なしには成立しません。なお現時点で、ハイパーリキッドが買収を進めているという事実は確認されていません。

日本の初心者投資家にとって何が重要なのか

今回のニュースは米国の上場企業の話ですが、日本の初心者投資家にとっても他人事ではありません。取引所は「使っている間に静かに縮む」ことがあるという実例だからです。

実際にGeminiは、預かり資産が182億ドルから84億ドルへ半減し、現物取引高も66%減という形で急速に縮小しました。利用者の資産が消えたわけではありませんが、規模の変化はサービスの継続性や手数料水準に影響し得ます。

そのうえで注目したいのが、買い手の評価軸が取引高ではなくライセンスやカストディ基盤に向いているという構図です。規制に対応した箱そのものが価値を持つ時代に入りつつあることを示しています。

日本でも仮想通貨交換業は金融庁の登録制で、参入のハードルは高いままです。そのため、使っている取引所の規模や業績、運営体制がどう変化しているかを年に数回は確認しておくと、慌てる場面を減らせます。

今後の見通しと見ておくべきポイント

今後の焦点は、ウィンクルボス兄弟が握る94.5%の議決権がどう動くかに移ります。交渉は速く進む一方、2人が首を縦に振らなければ何も起きないという性質があります。

また、買収の思惑とは別に、業績そのものの底打ちが見えるかどうかも見どころです。第2四半期の取引所収益1250万ドルという水準が、次の四半期で下げ止まるのか、さらに縮むのかは数字で確認できます。

加えて、仮想通貨業界のM&A全体の流れも押さえておきたいところです。実際、デジタル資産サービスのKeyrock(キーロック)は7月にBlockFills(ブロックフィルズ)の取引事業を取得し、LMAXやB2C2も戦略的な取引を検討していると報じられています。

つまり、Geminiだけが特別なのではなく、免許や顧客基盤を買う動きが業界全体で広がっているということです。なお現時点で具体的な買収提案が出ている事実は確認されておらず、あくまで観測の段階である点には注意が必要です。

よくある質問

Q1. Geminiは日本から使える取引所なの?

Geminiは米国を拠点とする仮想通貨取引所で、日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていません

日本の居住者が国内向けサービスとして利用できる取引所ではないため、今回の株価下落が国内利用者の資産に直接影響する場面は想定しにくいといえます。

Q2. 取引所の株価が下がると、預けている資産は危ないの?

株価は「会社の評価」であり、利用者が預けている資産そのものとは法律上も会計上も別物です。株価が80%下がったからといって、預かり資産が自動的に減るわけではありません。

ただし、収益が細れば運営体制やサービス内容の見直しにつながる可能性はあります。第2四半期の取引所収益が1250万ドルまで落ちた事実は、業績と株価が同じ方向を向いている証拠でもあります。

Q3. 本当にHyperliquidがGeminiを買収するの?

現時点でハイパーリキッドが買収を進めているという事実は確認されていません。ARKインベストのバレンテ氏が「買収すべきだ」と提案しただけで、企業同士の交渉が始まったという報道はありません。

さらに、ウィンクルボス兄弟が議決権の94.5%を握っているため、2人が同意しない限り売却は成立しない構造になっています。

📚 あわせて読みたい:“相場が弱い理由”を初心者向けに解説:金利・ドル・リスク資産の関係(仮想通貨は株っぽい)

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Gemini株の急落が示しているのは、取引所そのものの経営や株価と、私たちが実際に売買する暗号資産の値動きは、別々に見ておく必要があるということです。だからこそ最初の一歩は、金融庁登録があって日本円の入出金が分かりやすい国内取引所から始めておくと安心しやすいかと思います。bitbankは板取引の手数料が抑えめで、少額から慣らしていきたい方にも向いています。

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まとめ

ビトちゃん

結局、株価が80%下がっても預けてる人のお金がすぐ危ないわけじゃないんだね!

ロボくん

そうそう。ポイントは①業績の縮小が数字で出ていること、②買い手が見ているのは免許やカストディ基盤だということ、③兄弟の議決権94.5%が全ての前提だということ、この3つだね

ビトちゃん

じゃあ私がやることは、使ってる取引所の元気さをたまに見ておくくらい?

ロボくん

そのとおりさ。取引高や運営会社の発表を年に数回チェックするだけでも十分だよ

ビトちゃん

よかったー、じゃあ今日は安心して寝られるね。あ、私も議決権94.5%くらい持ってみたいなあ

ロボくん

まずは口座の残高から始めようか

今回の報道で浮かび上がったのは、取引所の価値が「取引高」から「規制への対応力」へと移りつつあるという構図です。

Geminiは収益も預かり資産も縮みましたが、買い手が関心を寄せているのはライセンスや顧客基盤といった、時間をかけないと手に入らない部分でした。

一方で、買収の話はあくまで観測にとどまります。具体的な提案が出ているという事実は確認されておらず、ウィンクルボス兄弟の判断なしには何も動きません。

日本の読者にとっての持ち帰りは、ニュースを株価の上下ではなく、収益や預かり資産といった実態の数字で読む習慣を持つことです。

仮想通貨業界が「規制という箱」に値札をつけ始めたことを示す一件です。次の四半期決算とM&Aの動きを、落ち着いて追っていきましょう。

bitbank(ビットバンク)

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この記事を書いた人

2017年に仮想通貨に触れ始め、ビットコインをきっかけにミームコインやNFT、DeFiまで幅広く体験してきました。

「投資には興味あるけど、仮想通貨って何?教えてほしい」という声が意外に多かったことから、わかりやすくまとめたブログを始めました。

学生さんから年配の方まで、誰でも気軽に仮想通貨の世界を楽しめるきっかけになれば嬉しいです!

公式キャラ「ビトちゃん」も記事に登場し、楽しくナビゲートしてくれます!

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