Duelbitsで何が起きたか|4チェーンのホットウォレットから約700万ドルが流出
ビトちゃんえ、仮想通貨カジノから700万ドルも消えたの!?ホットウォレットって、アツアツのお財布のこと?まさか燃えちゃったの!?



燃えてはいないよ(笑)。ホットウォレットは、ネットにつながったままのお財布のことなんだ。実はね、そこから4つのチェーンで一気に抜き取られたんだよ。





4つも!?じゃあ、そのカジノで遊んでた人のお金はどうなっちゃうの?私のおこづかいだったら泣いちゃうよ…



運営は「ユーザーの資金は安全」と言っているよ。ただ、どうやって盗まれたのかはまだ調べている途中なんだ。わかっている事実から順番に見ていこうね。
仮想通貨で遊べるオンラインカジノのDuelbits(デュエルビッツ)は、現地時間の木曜日、ホットウォレット(ネットに常時つながった送金用の財布)から約700万ドルを抜き取られ、サイトを停止しました。共同創業者のJoe氏はXで被害を認めたうえで、「ユーザーの資金は安全」と説明しています。
最初に異変を報告したのは、ブロックチェーンのセキュリティ企業Scam Sniffer(スキャムスニファー)です。スキャムスニファーによると、イーサリアム、BNBチェーン、トロンの3チェーンで、新しく作られたアドレスへの送金が見つかりました。その後、ビットコインのウォレットからも8.1BTCが流出したと追加で伝えています。
手口としては、送金の許可に使う「秘密鍵」が盗まれた可能性が指摘されています。イーサリアムのウォレットからはわずか数分で836ETH、約59万3,000USDT、9万7,000USDC、3万1,500DAI、124億SHIBが送り出され、残高は25ドル未満になりました。
盗まれた資産の多くはETHに交換されています。現在は約2,234ETH(約600万ドル)が1つの新しいアドレスにまとめられており、報道時点ではまだ動いていません。
デュエルビッツは、調査が終わってホットウォレットに資金を補充するまで、サイトを止めたままにするとしています。
なぜ重要か|秘密鍵の流出とホットウォレットのリスク
今回の件で見逃せないのは、秘密鍵(送金を許可するための”合い言葉”にあたるデータ)を握られると、ブロックチェーン上では持ち主本人の操作と見分けがつかない点です。このため、止める間もなく数分で残高がほぼ空になるような事態が起こり得ます。
同じ手口の被害は今回が初めてではありません。2023年には、取引量で最大の仮想通貨カジノとされるStake(ステーク)も秘密鍵を狙われ、約4,000万ドルが流出しました。
ホットウォレットは入出金をすぐに処理できる反面、ネットにつながっている分だけ攻撃の標的になりやすい弱点があります。サービスに資産を預けている間は、運営側の鍵の管理体制が資産の安全を左右することになります。
なお、分析サイトのDappRadar(ダップレーダー)は事件前、デュエルビッツを追跡対象の仮想通貨カジノ43社中17位と評価し、ブロックチェーン上の入金額を約570万ドルと集計していました。ただ、この数字が流出前後どちらの残高なのかは明らかになっていません。
預けた先がどう鍵を管理しているかは、利用者からはほとんど見えません。この点はカジノに限らず、仮想通貨サービス全般に共通するリスクとして覚えておきたいところです。
今後の見通し|約2,234ETHの動きとサイト再開が焦点
今後の最大の焦点は、約2,234ETH(約600万ドル)がまとめられた攻撃者のアドレスがいつ、どこへ動くかです。ブロックチェーンの取引記録は誰でも見られるため、資金が動けばEtherscan(イーサスキャン)などの閲覧サイトで送金先をたどれます。
一方、報道時点でこの資金はまだ1つのアドレスにとどまっています。手がかりが残っているうちに、セキュリティ企業や運営がどこまで行方を追えるかが注目されます。
もう一つの焦点は、サイトを再開する時期です。デュエルビッツは調査の完了とホットウォレットへの資金補充を再開の条件としていますが、具体的な日程はまだ示していません。
あわせて、秘密鍵がどこから漏れたのかという原因の特定も欠かせません。原因がわからないまま再開すると、同じ手口で再び狙われるおそれがあるためです。
利用者にとっては、「ユーザーの資金は安全」という説明が、再開後に出金がきちんとできるかどうかで裏付けられるかが確認のポイントになります。続報が出るまでは、公式の発表を確かめながら落ち着いて状況を見守りましょう。
よくある質問
Q1. Duelbitsの利用者の資金は本当に安全?
共同創業者のJoe氏は「ユーザーの資金は安全」と説明していますが、報道時点では第三者が確かめた情報ではありません。流出の原因もまだ調査中です。
サイトが止まっている間は、預けた資金を引き出すことができません。再開までは、公式の発表を確認しながら待つことになります。
Q2. ホットウォレットとコールドウォレットは何が違うの?
ホットウォレットはネットに常時つながった財布で、入出金をすぐに処理できます。一方で、秘密鍵を盗まれると、今回のように数分で残高を抜かれるおそれがあります。
コールドウォレットは、ネットから切り離した状態で資産を保管する財布です。送金には手間がかかりますが、遠隔から鍵を盗まれにくいため、長く保管する資産に向いています。
Q3. 自分の仮想通貨を守るために今できることは?
まずは、ひとつのサービスに資産を集中させないことが基本です。すぐに使う予定のない分まで、同じ場所に預けたままにしないようにしましょう。
- 自分で管理するウォレットの秘密鍵や復元用の言葉は、誰にも教えない
- 鍵の控えはネットにつながった端末に保存せず、紙などで保管する
- トラブルが起きたときは、SNSのうわさではなく公式の発表で確かめる
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今回の流出は、資産をどこに預けるかで安全性が大きく変わることを改めて示しました。国内で登録を受けた取引所には、顧客資産の分別管理やコールドウォレットでの保管が法律で求められています。これから仮想通貨を始める方は、bitbankのような国内の登録業者で少額から試してみるのも一つの方法です。














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まとめ



結局、ネットにつながったお財布の鍵を盗まれて、カジノごとお休みになっちゃったってことだったんだね!



そうそう。ポイントは①鍵を握られると数分で空にされる、②盗まれたお金はまだ1か所に残っている、③再開後に本当に出金できるか、の3つだね。





よーし、じゃあ私もおこづかいを冷凍庫に入れて「コールドウォレット」にしておくね!これで完璧だよ!



冷やしても守れないよ(笑)。まずは預け先を1か所に集中させないことと、公式の発表で確かめる習慣から始めればいいんだよ。
デュエルビッツの事件では、4つのチェーンにまたがるホットウォレットから約700万ドルが短時間で抜き取られました。原因はまだ調査中ですが、秘密鍵の流出が疑われています。
この件からわかるのは、仮想通貨サービスの安全性が、利用者からは見えにくい運営側の鍵の管理に大きく左右されるという点です。
また、デュエルビッツはホットウォレットへの資金補充を再開の条件にしており、自社で損失を埋めようとする姿勢がうかがえます。ただし、その原資や具体的な時期はまだ示されていません。
一方、盗まれた資金のうち約2,234ETHは1つのアドレスにとどまっています。今後どこへ動くかが、行方を追う手がかりになります。
利用者にとって最も大事な確認点は、サイト再開後に実際に出金できるかどうかです。預け先を分けておくことと、SNSのうわさより公式発表を優先することが、同じようなトラブルへの備えになります。
今回の事件は、ホットウォレットの便利さの裏にあるリスクを改めて示した出来事です。続報を確認しながら、自分の資産をどこにどう置いているかを見直すきっかけにしましょう。












